ハローワークで求人を出したいのですが、知っておくと良いことはありますか?

【質問】

ハローワークで求人を出したいのですが、知っておくと良いことはありますか?

 

【回答】

結構、たくさんあるんじゃないでしょうか?

もちろん、窓口が親切ですので、実際に出す際には、融通聞いてくれますが、予備知識としてあったほうが良いかもですね。

以下、解説でQ&Aで回答してみましょう。という回答ってどうよ…。

 

【解説】

下記は、ハローワークの正式な回答ではなく、私がハローワークやお客様から聞いたり、自身が経験した内容です。管轄による違いも考えられますので、あくまでも予備知識程度で理解してくださいね。

 

Q1.書類選考はできますか?

 

A1.できます。数年前、京都で全員会えと強制されていた時期がありましたが、就職難の現代、なかなかそれも強制できなくなっているのでしょう。

 

Q2.書類選考の応募書類は返却が必須ですか?

 

A2.求人票に、選考にしか使わないし、間違いなく使用後処分する等の記載をすることで返却不要にできるようです。

 

Q3.求人票に連絡先電話番号を表記しないことはできますか?

 

A3.できるようです。昨日知りました…。

 

Q4.インターネットで紹介されるのでしょうか?

 

A4.選択が可能です。企業名等の詳細まで閲覧可能にすることや、条件などまで閲覧可能にすること、あるいはインターネット上で公開しないなど希望に応じてくれます。

 

Q5.年齢不問を強制されると聞いたのですが…。

 

A5.『年齢にかかわりのない公平な応募機会を』というパンフレットがいっぱい置いてある機関なので、原則はそうです。ただ、企業側が採用する気がないのに期待を持たせたり、応募させるのもかわいそうだという思いが窓口の方にもあるのか、希望すれば、いくつかの除外条件を提示してくれます。

もちろん、不当な差別はしないでくださいね。

 

Q6.給与条件はどの程度決定しておかないといけませんか?

 

A6.さすがに当社規程によるでは難しいです。いくら~いくらと金額を記載することになります。ただし、下限と上限を記載する形ですので、あり得る範囲の下限・上限を記載してもらってください。

なお、ハローワーク(インターネット含む)での検索時には、○○万円以上という検索では、上限がその条件を超えていればヒットしてくれます。

多くの人の目にふれて欲しければ、あり得る範囲でできるだけ高い額を上限にしておくほうが有利です。

 

Q7.昇給・賞与は金額まで書くのですか?

 

A7.書かなくても通してくれます。ただ、ともに実績表記です。書いてあるほうが応募者にはわかりやすいですね。

 

Q8.募集人数は厳密でなければならない?

 

A8.3人採用予定で、ハローワーク以外の応募で3人採用だと、結果ハローワークからは採用0ですよね。そういう意味では、これも、給与と同じとらえ方で、採用する可能性のある最大人数を記載しておくほうが、応募者が応募しやすい状況が生まれます(受かりやすそう?)。あくまでも予定がないのに増やすのはやめておきましょうね。

 

Q9.試用期間中は月給ではなく時給にしたいのですが可能?

 

A9.全く問題ありません。試用期間3カ月、試用期間中は別条件時給850円などと記載してもらえます。労働基準法上、問題ないことであれば、逆にトラブル防止のため、記載してくれると思いますよ。

 

Q10.トライアル雇用併用求人や非正規化特別奨励金併用求人ってなんでしょう?

 

A10.下記の助成金は求人票に併用求人の記載があって、対象となる応募者であることを紹介状に記された場合に受給が可能になります。詳しい内容は別の機会、あるいはリンクをご覧いただくとして、どうせだったら、そうしてもらっておかれればいかがですか?

 

試行雇用(トライアル雇用)奨励金

 

若年者等正規雇用化特別奨励金

 

なんとなく思うままに10個あげてみました。


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中小企業の採用活動!

平成22年11月26日(金)

13時30分~

(15時45分終了予定)

京都商工会議所2階教室

(京都市中京区烏丸夷川上る)

平成22年11月26日(金)に開催される、京都商工会議所の人事労務サポートセミナーに講師として参加させていただくことになりました。

参加費無料とのことです。 

お申込みは下記チラシを印刷いただきファックスいただくか、お問い合わせ・ご質問から、参加希望の旨をご連絡ください。折り返し、ご連絡を差し上げます。

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人事労務サポートセミナー(20101126).pdf
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残業代不払請求対策セミナー0722

平成22年7月22日(木)に開催される、京都商工会議所の人事労務サポートセミナーに講師として参加させていただきました。

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