今日はテーマフリーの日。
Ipadが個人的に微妙な感じで買うのをやめそうな感じ。
まあそれはさておき、感じたことを。
よく、様々な労使間の相談、特に事業主側から、こんなことをして良いか?、大丈夫か?という相談を受けます。
スッパリとセーフ・アウトではない内容がほとんどなのですが、相談をいただいている時点で、アウトなんです。たぶん。
相談をしてもらっているということは、何らかの不安・問題点を認識しているわけです。
事業主側から、事業継続に当たり前に必要なことで、後ろめたいことがないなら、相談しようとはなかなか思いません。
でも、何かあるから、相談されるわけです。
たとえば、特定の誰かに不利益を被らせたいなど…。
それ自体、さまざまな事情が労使間にあるので、否定できません。
それまでの経緯や個別の事情によって、その組織においては避けられないことかもしれません。
こうした多くのデリケートな内容は、法律でアウト・セーフがはっきりしないことのほうが多いわけです。
結局、第三者的に見て、事業主側の行ったことが、事業を行う上で正当なことなのかというところが、アウト・セーフはもちろん、アウトの場合のこじれ方も変えていきます。
大事なのは大義名分。
なぜそのような働きかけをしたのかという、根本的なスタンスに正当性があって、そのスタンスに基づいた働きかけがなされていれば、トラブルになったときも、大きなトラブルにはつながりません。
しかし、何か別の意図が強く、そちらが前に出てしまうと、パワハラ・不当待遇・不当解雇といったトラブルにつながりやすくなります。
ついつい、その別の意図を前面に出したくなるものですが、そこはこらえて正当な主張をして、相手がそれに同意して行動を変えてくれる前提で働きかけることが、複雑な労使トラブルを防ぐ大きなポイントになります。
もし、正当な主張・大義名分がみつからなければ…。
それは、著しく不当な取り扱いをしようとしている可能性もあります。
思いとどまったほうが、結果的に負担が少なくなる可能性があります。
実行される前に、ご相談ください。
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