気づきを与える題材ということでいくつかのミーティングの題材をご紹介しています。
当然気づいて欲しい内容によって、その題材は変わってくるわけです。
医療機関のスタッフ意識改革ということでの題材をご紹介しているわけですが、何も医療機関のスタッフに限ったことではありません。
全ての基本は、『相手の立場に立って考えてみる』ということにつながります。
先生の立場、患者さんの立場。
それが一般企業なら、経営者の立場、上司の立場、お客様の立場。
少し前、オリンピックで服装の問題が取り上げられていましたが、医療機関という場所も、どちらかというと清潔感を大切にしたいという意向から、あまり派手だったり、着くずしたりというのは嫌われる場所です。
それを改善してもらいたいのであれば、
『あなたが出会ったことのある医療機関の受付で好印象だった人、あなたが思うこんな受付の人だったら良いなと思う人。』
こんなテーマで話してもらったら良いわけです。
飲食店でも営業職でも通ずる話です。
誰かに何かを言われて変えるのは嫌でも、自分で変えようと思えば簡単に変われるのが人間です。
上記のテーマで、髪型や服装といった先生が思う話の内容にならなかったとしても、あせらないで見ていてください。
普通なら、受付の第1印象というのは大事なことだというのは、みなさんわかっているはずです。
ほっておいても必ず出てきます。
どうしても出てこないなら、『じゃあ他には何かあるかな?』といった誘導をしてみてもらえば、いずれ出てきます。
受付で働くからといって、理想の受付になろうとしているスタッフはごく少数ですし、そこまでを求めないでください。
しかし、最低の受付になろうとしているスタッフもいないのです。
理想の受付ということを考える機会を与えることで、必ず、少しは変わってくれるはずです。
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