中間管理職の意識が低いのですが…。

【質問】

中間管理職が、管理職という認識を持っていないようで、部下の管理業務が全くできていません。プレイヤーとしては有能なんですが、どうしたら彼らに管理職としての本来の業務をやってもらえるのでしょう?

 

【回答】

中小企業においては、管理職に就任しても、特別の教育を受けることはありません。また、管理職としての能力を期待して管理職についたわけでもないと思います。おそらくは、空白のポストができてそこにおさまったケース、プレイヤーとして有能な方が出世の一環でおさまったというケースがほとんどでしょう。

彼らの思考回路は、優秀な一般社員でしかありません。

求めることを明確に伝えて、価値観を変えていく必要があります。時間のかかることですが、気づきを与えられるように、繰り返し伝えていってあげてください。

決して能力不足ではありません。

 

【解説】

一般社員のころは自分の数字だけを考えていれば良かったのです。管理職になるような方ですから、その数字も良かったはずですし、それにより承認を受けてこられたと思います。本人にとっては、その数字を守ること、伸ばすことが優先順位の圧倒的第1位なはずです。

どれだけ、部下の数字が大事だ、部下を教育することが大事だということを伝えたとしても、なかなか価値観は変わりません。

私も、この仕事に就く以前、最初に働いた職場で同じように初めてリーダーの職についたときがそうでした。

今思えば、自分の成績が下がっても、部下の成績が上がる・部下が成長している、その状況があれば良かったのですが、そんなことはほっておいて自分の数字を追ってしまっていました。

こうなるまでには、多くの気づきを経験しているわけです。

価値観という根本的な分野を変えることになるわけですから、言ってわかるものでもないでしょう。

自分で気づける環境を準備してあげることが、経営者、その上の上司の役割だと思います。

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中小企業の採用活動!

平成22年11月26日(金)

13時30分~

(15時45分終了予定)

京都商工会議所2階教室

(京都市中京区烏丸夷川上る)

平成22年11月26日(金)に開催される、京都商工会議所の人事労務サポートセミナーに講師として参加させていただくことになりました。

参加費無料とのことです。 

お申込みは下記チラシを印刷いただきファックスいただくか、お問い合わせ・ご質問から、参加希望の旨をご連絡ください。折り返し、ご連絡を差し上げます。

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残業代不払請求対策セミナー0722

平成22年7月22日(木)に開催される、京都商工会議所の人事労務サポートセミナーに講師として参加させていただきました。

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