今日は、久々に医療機関のスタッフ意識改革についてです。
昨日、とある医院において、みんなでお掃除をしました。
ってどこにでもある話なんですが…。
その医院さん、古き良き診療所と言えば良いですが、いまどきのきれいなクリニックとは正反対のクリニックです。
スタッフと先生のコミュニケーションも、お世辞にも良質あるいは多いとは言えない環境です。
それで、今回、時間を改めて作って、みんなでお掃除をするという機会を設けました。
単なる掃除です。
季節外れの大掃除です。
しかし、今回は、患者さんに快適にすごしてもらうためにはどうすれば良いのかということを事前に考える機会を作って、その意見をもとにみんなでお掃除をしました。
第三者である私たちがいたからかもしれません。
でも、今回のお掃除(模様替えと言ってもいいかもしれません。)、大変大きな収穫がありました。
やっているうちに、みなさん本気で取り組んでいってくれました。
きっと、普通に大掃除としてやっても、こんな風に盛り上がらなかったと思います。
目的を『患者さんに快適に過ごしてもらえる』というところに定めて、それに向けて、考える時間を作って、業務の延長ではなく、別に時間を作って行ったことで、やらされる大掃除ではなく、『患者さんに快適に過ごしてもらえる』ようにするための取り組みとして行うことができたのです。
その中で、一緒に同じ目標を持って行うことで、いつもよりは良好なコミュニケーションが取れたようにも思います。
キーワードは、『あらためて』です。
業務の中ですきまを見つけて、あるいは、普段からそういったことを考えていて欲しいという要望もあると思います。
しかし、先生とスタッフで、意識の違いがあるのは当然です。
その差を埋める手段として『あらためて』が役に立ってくれます。
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