見えない労務関係のリスクを考える。

労務関係のリスクと言って、何が思い浮かぶでしょう?

 

『労働者から訴えられるかもしれない。』

『労働基準監督署の調査で、是正勧告を受けるかもしれない。』

『労働者がやる気をなくして、業績が下がるかもしれない。』

 

これらは間違いなく、労務関係のリスクです。

 

 

 

では、具体的にどういった部分がそこにつながっていくのかを、考えたことがあるでしょうか?

 

労務関係のリスクは、多くの場合、即時性のリスクではないため、

 

『気にはなっているが、具体的に対策をしていない。』

 

というケースがほとんどです。

 

『○○を××していないから、労働者から訴えられるかもしれない。』

 

というところまで具体的に考えているだけでも珍しいことです。

 

そうなると、気にはなっていても、見えていないのと同じです。

 

 

 

しかし、放置しておいて良いかと言えば違います。

 

不払残業代については、金銭的にも多い額の支払いにつながります。

労使トラブルは、労使双方の精神的な負担も大きいものです。

やる気をなくさせることの実害は、計りしれません。

 

労務関係のリスクと言えば、従来は、労働基準監督署対策が一般的でした。

 

しかし、本当に怖いのは、労働者の権利主張が強くなったことでの労使間トラブルであり、労働者のモチベーション低下が引き起こす業績不振なのです。

 

 

では、どうしておけば良いのか?

 

人間が定期健康診断を受けるように、労務関係も、定期的に健康診断を受けておく必要があります。

 

5年前には、ほとんど機能していなかったパートタイマーの有給休暇も、現在ではかなり一般的になってきました。

10年前には、精神疾患による休職者もほとんどみかけませんでした。

 

時代の流れとともに常識も変わって行きます。

 

自社のルールのどこに問題があり、どうしたリスクにつながるのか?

 

一度、チェックされてはいかがですか?

 

 

もちろん、当方でもお手伝いは可能です。

新着イベント

労務相談.COMとは?

京都のとある税理士法人に所属する“特定社会保険労務士”“河原 義徳”が、労務管理に関する情報をお届けするホームページです。

当サイトの情報について

本ページはできるだけわかりやすく情報発信する意図から、お客様への個別対応時そのままのイメージの記載をしています。

 

従って、本ホームページ記載の事項について、当方の誤解を生む表現や誤りにより、お読みいただいた方々に不利益を生じさせる可能性があります。ついては、実行に移される場合は、当方を含め、必ず専門家に個別の相談の上、取り組んでください。

河原 義徳

経営コンサルタント

特定社会保険労務士

所属 ひろせ税理士法人

〒602-8155

京都府京都市上京区主税町827

電 話:075-801-6332

FAX:075-801-7372

e-mail:hirose@igyoukeiei.com

ひろせグループ

ひろせ税理士法人のHP

http://www.hiroses.co.jp/

ブログ内検索

過去のセミナー

今回の京都商工会議所

主催セミナーのテーマは…

中小企業の採用活動!

平成22年11月26日(金)

13時30分~

(15時45分終了予定)

京都商工会議所2階教室

(京都市中京区烏丸夷川上る)

平成22年11月26日(金)に開催される、京都商工会議所の人事労務サポートセミナーに講師として参加させていただくことになりました。

参加費無料とのことです。 

お申込みは下記チラシを印刷いただきファックスいただくか、お問い合わせ・ご質問から、参加希望の旨をご連絡ください。折り返し、ご連絡を差し上げます。

ご案内チラシ・申込書
人事労務サポートセミナー(20101126).pdf
PDFファイル 27.3 KB
残業代不払請求対策セミナー0722

平成22年7月22日(木)に開催される、京都商工会議所の人事労務サポートセミナーに講師として参加させていただきました。

関係ホームページ

河原義徳のTwitter

河原のTwitterです。よろしければフォローいただけましたら、うれしいです。